愛媛県今治市、来島海峡に「小島」(おしま、と読む)はある。
村上水軍で有名なくるしま海峡大橋に浮かぶ最大長さ1キロほどの
ミジンコのような形をした小さな島。
険しい地形で、ほとんどが樹木に覆われた、海に浮かぶ山のよう。
南側の港周辺の斜面ににわずかの住宅地があるだけ。
定期航路があり、四国本土には10分たらずで行き来出来るので
全く不便という訳ではないが、釣り人以外は訪れる人も少ない。
遠めに眺めたり地図で紙上探検をしてみる限り、「何も見つからない」
興味のある方はインターネットの地図閲覧サービスで詳細地図、
航空写真を眺めて頂きたい。
正直、特に魅力的な島には思えない。
失礼な言い方になるが、こんな条件の島なら瀬戸内海にいくつもある。
訪れた時も大した期待はなく、散策して景色でも眺めて帰ろう、
くらいにしか思っていなかった。
しかし、船で到着して桟橋を渡り上陸すると立派な案内板がある。
観光案内板?ということは、それなりに見所があるということか…。
そして意外な事実を知る。
「要塞跡」がある。ここに軍事施設があったのか。
軍事施設跡自体は珍しい存在ではない。
ここの特徴は、明治の要塞跡が、かなり良好な状態で残存していること
知らなかった…。
何もナイなんてとんでもない。
無知を恥じつつ、それでは小島探検に出発です。
つづく

